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蝶ネクタイのドレスコード、合わせてもよい合わせ方ダメな合わせ方

蝶ネクタイのドレスコード、合わせてもよい合わせ方ダメな合わせ方

蝶ネクタイ
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蝶ネクタイと言えば、誰を思い浮かべますか?

江戸川コナン君!漫才師や芸人の方!いえいえ、『007』のようなダンディなタキシードに身を包んだ映画スターや有名人のメンズの方々…
それだけではない!日本の紙幣のデザインにも選ばれた歴代首相や著名人の多くが蝶ネクタイを付けられていたんです!

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フォーマルなイメージの蝶ネクタイですが、最近ではオシャレアイテムとしても注目され始め、普段着に取り入れられるオシャレ好きな人たちも増え、一般的に身近なアイテムとなってきました。

男性用だけでなく、おしゃれなファッション大好き女子にも人気急上昇で、手作りの蝶ネクタイやネクタイをリメイクしたものなどハンドメイド業界でも話題になっているそうなんです。

日常的にファッションアイテムになりつつある蝶ネクタイですが、フォーマルの世界ではその着こなしに間違ってはいけないルールがあるのはご存知ですか?
せっかくおしゃれが好きなのであれば、どのようなルールがあるのか知った上でオシャレを楽しんでみてはいかがですか?
いざというときに役に立つ情報をご紹介致します!

蝶ネクタイのドレスコード、合わせてもよい合わせ方ダメな合わせ方

【蝶ネクタイ】

英語でbow tie(ボウタイ)と呼ぶ。
ネクタイの一種であり、男性のファッション装具の一つ。
蝶のような形をしていることから蝶ネクタイと呼ばれるのでバタフライと呼ぶこともあります。
イタリア語ではPapillon(パピオン)もしくはCravatta a Farfalla(クラバッタ ア ファルファッラ)と呼びます。
パピオンが一般的な呼び方ですがこれはフランス語から来ている名称です。

世界のスタンダードでは、フォーマルと言えばタキシードに蝶ネクタイを思い浮かべませんか?
タキシードに蝶ネクタイを着用すると、『礼装』になります。
「礼装」とは冠婚葬祭の儀式典礼の装いのことを表し、着用する衣服のことを「礼服」といいます。
洋装に関して礼服のことは『フォーマルウエア』と呼ばれています。

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蝶ネクタイは自分で手結びするものから、初めから結び型があり固定されたものを首の側面や後ろ側でフックなどの金具で留められるようになっているタイプのものもあります。
蝶ネクタイの紐部分の内側にゴムが入っていて首周りに合わせてサイズ調整が出来たり、位置がずれてもすぐに合わせられるため使い勝手がよく人気です。

※『蝶ネクタイの起源や名前の由来、種類やサイズの選び方』という記事も書いております。
http://spsoosaka.com/post-1108/
合わせて読んでいただければ蝶ネクタイを詳しく知ることが出来ます!

蝶ネクタイのドレスコード

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さて、フォーマルウエアは男女ともに昼間用の服と夜会用の服に区別され、ドレスコード(服装規定)は3つの格式【正礼装】【準礼装】【略礼装】に分けられています。
ドレスコードという言葉は何となく、聞いたことがある!という方も多いのではないでしょうか?
少し知っていることが、「結構知ってる!」になれば嬉しいですよね!
男性のドレスコードにはどんなものがあるか一緒に見ていきましょう!

【正礼装】

昼:モーニングコート(Morning Coat) 夜:ホワイトタイ(White Tie)
モーニングコートは、元は貴族が朝の散歩用に着用されたコートでした。
1つ釦にピークドラペルのジャケットで前裾(フロントカット)が曲線的に大きくカーブし、後ろが長い丈になっているのが特徴です。
基本的にはモーニングコートの上着の色は黒。アイボリーやグレー、共生地のベストにグレーの縦縞のスラックスを合わせて着用するスタイルのです。
モーニングコートの起源でもあるフロックコートが着用されていた時代から、上着と共地ではないスラックスを合わせていました。
現在のようなスタイリングが定着したのは、1800年代終わり頃からと言われています。

また、モーニングコートの着こなしに欠かせないのがジレ(ベスト)。ジレ次第で、スタイリングの見せ方を一気に変えることが可能になります。慶事の際には、アイボリーやグレーのジレを合わせたり、モーニングコートと共地のジレに白衿を付けて着用します。
一方、弔事の際には、モーニングコートと共生地のベストで、白衿を外して着用します。

※白衿とは…共生地のベストに着脱する白い衿のこと。慶弔で着脱し、着分けます。白衿を着用する習慣は日本独特の文化です。

番外としまして…英国では「Ascot Morning(アスコット・モーニング)と呼ばれるスタイルがあります。
これは、アスコット競馬場で女王が臨席するレース時に着用されるスタイルのことで、カラーはグレーのモーニングコートに共地のベストとスラックス、サスペンダーを合わせ、首にアスコットタイを絞めることから「アスコット・モーニング」と呼ばれています。
英国では今でもドレスアップをし、競馬を楽しむ伝統が続いています。

※夜の正装のホワイトタイというドレスコードは「燕尾服+白いボウタイ(蝶ネクタイ)で来てください」という意味です。
このホワイトタイは国内外ともに、宮中晩餐会などのような世界のものですので参考までに覚えておいてください。


【準礼装】

昼:ディレクターズスーツ(Directors Suit) 夜:ブラックタイ(Black Tie)
ディレクターズスーツとはブラックスーツ(略礼服)の上着とコールパンツ(モーニングの縞ズボン)のことです。
内側にグレーのジレ(ベスト)を合わせます。
※ジャケットがダブルの場合は不要です
シャツはレギュラーか立襟(ウィングカラー)のどちらでも選べ、ネクタイは白黒のレジメンタルやグレー、シルバーが基本です。
この昼の準礼装も日本ではなかなか身に付けることのない礼服ですが、ビジネスシーンなどで海外のパーティへ参加される機会のある方は参考にしてください。

ドレスコードが「ブラックタイ」とありますとタキシードのことを意味します。
タキシード+光沢のある黒のボウタイ(蝶ネクタイ)に立襟(ウィングカラー)シャツ、黒のカマーバンドを合わせるのがスタンダードですが、シャツは必ずしも立襟でなくてもよく、カマーバンドも必需ではありません。
胸ポケットにはシルクか麻の白無地のチーフを挿します。
靴は黒のキッドやカーフのストレートチップやプレーントゥを選びます。

※『簡単に出来るポケットチーフの挿し方(入れ方)ー【スリーピークス】編 ー』
http://spsoosaka.com/post-887/
ポケットチーフの挿し方は是非こちら⇧を御参考下さい!

英国では、タキシードのことを『ディナージャケット』とも呼ぶそうです。
※基本的に黒の蝶ネクタイは夜用(17:00以降)として使用されるものであり、朝からのパーティには使用しませんので注意下さい!
蝶ネクタイそのものが、フォーマルスタイルのアイテムと言うことをわかっていただけたでしょうか。


【略礼装】

昼夜共通:ダークスーツ(Dark Suit)/ラウンジスーツ(Lounge Suit)
略礼装のことをインフォーマルと呼びます。
ダークスーツ(Dark Suit)は別名ラウンジスーツ(Lounge Suit)とも言います。
ダークスーツ(Dark Suit)は濃いネイビーやチャコールグレーなど濃い色のものを指し、ブラックスーツと同格とされています。
よってライトグレーなどは基本NGとなっておりますのでご注意下さい。
レギュラーシャツや立襟(ウィングカラー)シャツを合わせ、ネクタイは白黒のレジメンタルのタイプが基本です。
ダークスーツに黒の蝶ネクタイをすると夜のフォーマルな略礼装となりますので、日中ならばネクタイを、夜のセレモニーですと黒の蝶ネクタイを選ばれるのが知識のある教養あるスタイルということとなります。

また、シングルの「スリーピーススーツ(三つ揃え)」が略礼装としても正統派なスタイルでもあります。スリーピースは『ジャケット』『ベスト』『パンツ』が同一生地で仕立てられたもののことをいいます。

略礼服としてサイズの大きいダボダボしたものも、トレンドのぴったりした細身すぎるものも礼服としてはふさわしくありません。
せっかく着られるのであれば、極端すぎるサイズ感にはならないように注意下さい。

*礼装におけるシャツは常に白色です。

240_F_132321446_WhnefYekLIWKwKN8qFghEMbYBmvAB9BY 今までかわいい、かっこいいイメージだった蝶ネクタイも、格式がありフォーマルスタイルの顔とも言えるアイテムということ、これなくしてはフォーマルと言えないなんて知らなかった…とおっしゃる方は少なくないのではないでしょうか!

礼装と言うのは普段のファッションスタイル、ビジネスシーンでのスタイルとは全く異なります。
あまり、礼装を身に付ける機会がない方も、身に付ける機会の多い方も基本を押さえておかれればそんなに難しいものではないんです。
年齢を重ねれば自然と増えてくることになる礼装!
礼装のルールとタブーとされることを学ばれましたらもうコレで大丈夫です!

それでは礼装についてもう少し詳しく見ていきましょう!

蝶ネクタイの合わせてもよい合わせ方ダメな合わせ方

パーティの招待状が届いたら

まず確認しなくてはいけないのがドレスコード
招待状に「平服で」とありましたら正礼装でなくてよい!という意味ですが、正礼装に準ずる準礼装や略礼装を着用しなければいけないということです。
平服は普段着のことではないです。デニムやニットなど、私服やカジュアルな装いのことではありませんのでお間違えのないように注意下さいね。
略礼装に蝶ネクタイでも可能ではあるので、確認をして着用して下さい!

セレモニーの時間帯によって選び方が変わります

セレモニーがどの時間帯に行われるかによって、着用するものが変わります。
先にご紹介しましたように、昼と夜(17:00以降)で礼装が分けられているからです。
※略礼装は同じ
朝から夜まで続くセレモニーの場合には朝からずっと同じでなくジャケットを変えたり、蝶ネクタイを変えたりと雰囲気をさりげなく変えることでオシャレな印象にも繋がりますし、呼んで下さった方へのgiftにも繋がります。

セレモニーでの立場について

結婚式の場合、息子・娘の式であればご自身はホストになりますので準礼装~正礼装が望ましいです。
また、結婚式ではタキシードは新郎が着用するため、よほどの晩餐会や格式高い場合以外は招待客がタキシードを着用されることはないとお考えください。
目上の方から招待された場合は派手なネクタイや蝶ネクタイ、装飾品はなるべく避けるように気を付けましょう。
参加された場所で浮いてしまったり、恥をかかれないためにも状況と条件にあったTPOをしっかり考え、アイテムを選んでください。

ブラックスーツ+白ネクタイの注意

お祝いごとの席でブラックスーツに白ネクタイの略礼装は日本では見られる光景ですが、これはあくまでも《日本国内》のみの習慣なんです。
よって、海外でのセレモニーでこの装いをされると大変な恥をかかれることになりかねます。なるべくシルバーやレジメンタルのネクタイを選ばれると大丈夫です。
反対にお悔やみの席においてはブラックスーツと黒ネクタイはグローバルスタンダードなスタイルとなっています。

なるほどなことが色々ありましたよね!
知っておかれたらいざというときにとっても役に立ちますよ。
蝶ネクタイにネクタイも、男性のどんなスタイルの場であっても大切なアイテムであるということはよく分かりましたよね!
日常的な場面から非日常なことまで遠いようでつながっている常識的なルールやマナー。
それらをご存知の上での着こなしは貫禄すら出るのではないでしょうか。

『蝶ネクタイのドレスコード、合わせてもよい合わせ方ダメな合わせ方』

いかがでしたでしょうか?少しでもお役に立てましたでしょうか?

蝶ネクタイ!
現代においてカジュアルなワンポイントアイテムとしても使われることが多くなった皆が知るアイテム。
フォーマルな場合とカジュアルな場合とを、知識を持って使い分けをしながらご自身のファッションに取り入れてみられてはいかがですか?
これでファッションを語るうえで知っておくと会話が盛り上がったり、ショッピングに行かれても少しは知っていることで楽しめますよね。

1時間前まで知らなかったことも、今では自分の頭の引き出しの中に入っているはずです!
初めは「なるほど」でOKなんです!
その言葉の中にある清々しい気持ちが、より毎日のファッションスタイルを楽しくしてくれ、これからの挑戦の一歩に繋がることになるはずです!

他にも様々な記事をパーソナルスタイリストの観点で書いておりますので、是非そちらの方もチェックしてみてください。

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